[大阪府]看護師人材バンクで新型コロナによる看護師不足を解消

はじめに

看護師は不足しているのか?でも書きましたように、

厚生労働省は、

  • 看護師の就業者数は2013年末で約157万人であるが、
  • 団塊世代が後期高齢者となる2025年には196万人~206万人が必要

と試算し、

  • 看護師の就業者数は毎年約3万人程度増加しているが、
  • このペースで増加しても2025年には3万人~ 13万人の看護師が不足する

と 予測しています。

 

そして看護師不足に拍車をかけているのが新型コロナ。

大阪府の吉村知事は新型コロナによる看護師不足に対応するため、

4月1日から看護師の人材バンクを設置する

ことを明らかにしました。

 

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大阪府が設置する看護師の人材バンクとは?

それでは大阪府が設置する看護師の人材バンクとはどのような制度なのでしょうか?

 

大阪府は3月8日、

医療機関の看護師不足を解消するため、

病院の垣根を超えて人手不足の現場へ看護師を派遣する看護師の人材バンクを設置すると公表しました。

 

大阪府では新型コロナ感染患者に対応できる看護師を安定して確保するために、

4月から看護師人材バンクを新たに設置する方針を決めたというのです。

 


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看護師人材バンクは新型コロナ感染対策

新型コロナ感染の重症患者のための大阪コロナ重症センターでは、

ピーク時には30床あり、重症センター専属して働く看護師は80人いましたが、

感染者が減少するに伴って病床数は20床に減っています。

 

大阪府では大阪コロナ重症センターで働く看護師を確保するために、離職中や休職中などの潜在看護師に協力をよびかけていましたが、

今後、新型コロナ感染が再拡大して医療がひっ迫した時にも看護師を確保できるように、

4月から看護師人材バンクを設置することを決めたというのです。

 

 

看護師人材バンク

 

大阪府の看護師人材バンクは新型コロナ感染対策が第一目的のようですが、

大阪コロナ重症センターだけでなく、クラスターの発生により看護師が不足した病院などにも
看護師人材バンクを通して看護師を派遣するとのことです。

 

大阪府の吉村知事は、

大阪コロナ重症センターは、どこかの病院に帰属しているわけではないので、

コロナ重症センターでの勤務を希望する看護師がいて初めて成り立っている医療機関ですから、

4月1日からは、看護師人材バンクを稼働して看護師を派遣していくと述べています。

 

大阪コロナ重症センターとは

大阪府は 2020年12月7日に新型コロナウイルス感染症の重症患者が急増した場合に備え、

大阪市住吉区の大阪急性期・総合医療センターの敷地内に臨時の医療施設を整備することをきめましたが、これが大阪コロナ重症センターと言われるものです。

 

設置期間は2020年11月30日~2022年11月29日の2年間とし、施設の概要は以下です。

  • 設置場所 : 大阪市住吉区万代東3丁目1-56(大阪急性期・総合医療センター敷地内)
  • 病床数 : 重症病床30床(全病床に人工呼吸器を配備)

 

医療スタッフは府内の医療機関や関係機関等からの人員派遣などとし、

  • 医師数  : 日勤4名  夜勤3名
  • 看護師数 : 日勤46名 夜勤22名

としていたのですが、

実際には府内からの派遣だけでは看護師を確保できず、各地から派遣された看護師の加勢によって維持されてきたのですが、

再拡大に備えて看護師の人材バンクを設置するというのが背景のようです。

 


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まとめ

大阪府の看護師人材バンクは主に「大阪コロナ重症センター」で勤務を希望する看護師が対象のようです。

従って、人材バンクに登録できるのは、

人工呼吸器を装着した患者の看護できる看護師

が対象になるとのことです。

人材バンクの準備が整い次第、看護師の募集を始めるということですので、進捗がありましたらまたお知らせいたします。

 

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