看護師国家試験の対策にはアプリが有利

今年度の看護師の国家試験は2017年 2月19日 (日)に実施されます。

受験に関する書類の提出は12月9日(金)まででしたから、すでに試験地の地方厚生局に出されたと思います。

今年度の106回看護師国家試験の出題基準は昨年度と大きな変わりはありませんでした。

しかし、

看護の統合と実践の新たな出題範囲として、「多重課題や集団へのアプローチ」が追加されるようです。

また、

 

1状況につき長い状況文の問題が出題されると予測され、状況文の読解量が増えることになります。

国家試験対策は抜かりがないと思いますが、

国家試験対策はなんといってもアプリが便利です。

あなたも多くの看護学生が使っているアプリを使っていますよね、、、

 

Sponsored Link

 

第106回 看護師国家試験の概要

当然ご存じでしょうが、再確認してください。

試験日と開催地

試験日 : 2017年 2月19日 (日曜日)

試験時間 : 官報には試験時間の記載はありませんが、例年通りだとおもわれます。

  • 午前の部 : 9時50分~12時30分 (2時間40分)
  • 午後の部 : 14時20分~17時00分 (2時間40分)

試験地 : 下記の11地区です

北海道、青森県、宮城県、東京都、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県

出題範囲

かつては4~5年毎に変更になっていましたが、最近は毎年かわるようになりました。

しかし、今年度の国家試験の出題範囲は、

  1. 人体の構造と機能
  2. 疾病の成り立ちと回復の促進
  3. 健康支援と社会保障制度
  4. 基礎看護学
  5. 成人看護学
  6. 老年看護学
  7. 小児看護学
  8. 母性看護学
  9. 精神看護学
  10. 在宅看護論
  11. 看護の統合と実践

ということで、昨年度と変更はありません。

 


Sponsored Link

 

第106回 看護師国家試験の注意点

今年度の国家試験の出題範囲には昨年度と変わりはありませんでしたが、

いくつかの注意点があります。

看護の統合と実践の強化

厚生労働省は、今年度の国家試験から、「看護の統合と実践」のウエイトを高めることが検討されています。

保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会報告書(案)

この資料によると、

看護の統合と実践の新たな出題範囲として、「多重課題や集団へのアプローチ」が追加されるようです。

具体的には、

複数の受け持ち患者さんのアセスメント

というような「多重課題や集団へのアプローチ」などの考えを含む問題が出されるのではないかと思われます。
今までの出題基準における「看護の統合と実践」においては、

  • 看護におけるマネジメント
  • 災害と看護
  • 国際化と看護

などでしたが、

  1. 複数科目の知識を統合する能力
  2. 重課題や集団へのアプローチに必要な広い知識を統合する能力

を問うような問題が出されるのではないかと思われるのです。

 

要するに、

  • より臨床に則した問題
  • 領域を横断した問題
  • 複数の受け持ち患者の課題や優先順位付け

などの能力が問われそうです。

 

厚生労働省の資料では、出題範囲の変更は、第107回看護師国家試験から

となっているのですが、第106回看護師国家試験でもその様な問題が出されることが予想されるので充分な対策が必要でしょう。

長い状況文を付した状況設定問題の導入

看護学校に通学しておられる方は既に先生からお聞きだと思いますが、

本年度の国家試験から、「長い状況文を付した単問の状況設定問題を導入」されることになっています。
厚生労働省から各看護学校宛てに以下の通知がありました。

<平成28年8月1日付・厚生労働省通知>
平成29年2月実施の看護師国家試験・保健師国家試験・助産師国家試験より
状況設定問題における単問の導入
現行の1状況あたり2連問又は3連問の状況設定問題に加え
長い状況文を付した単問の状況設定問題を導入する。

通達にありますように、

ままでは、1状況につき2・3問が出題されていたのですが、

それらに加えて、

1状況につき長い状況文による1問が出題されると予測されます。

 

状況文の読解量が増えることになりますが、状況設定問題は配点も高いので、

時間がなくて回答できなかった、、、ということにならないように、「長い状況文の読解」の練習をしておく必要があると思われます。

 

 

看護師国家試験の対策に有利なアプリ

国家試験の対策では、

変更点を踏まえた対策

が重要です。

今年度の国家試験対策では、

  1. 複数の受け持ち患者さんのアセスメント
  2. 長い状況文による1問が出題さ

がポイントになるでしょう。

 

状況文のある状況設定問題は、解答スピードに差が出やすいのですが、今年度はさらに長い状況文が付けられますから素早い読解力が勝負になります。

状況設定問題におけるコツは、

  1. 状況文の中の患者を想像しながら読む
  2. 重要な部分に下線を引く
  3. 問題文と選択肢を見てから、状況文を読み始める

とくに、3番目は重要なことです。

漫然と読み始めるよりは、問題ではどのようなことを聞いてくるのかを頭に入れてから読むと、答えも見つけやすいのです。

国家試験対策はアプリが有利

書店では多くの過去問題集が売られています。

あなたも既に購入していることと思いますが、国家試験対策にはアプリが有利です。

 

先日お知らせした、

看護師の看護過程シュミレーションアプリ・ほすぴぃ

は、今年から難しくなる状況設定問題対策に非常に有利です。

ほすぴぃは看護師国家試験対策に有利なアプリです

このアプリでは、

患者の疾患別看護過程をシミュレーションでき、

  • 基礎知識の習得
  • 臨床に即した看護学習

を勉強でるのでき、複数の受け持ち患者さんのアセスメントの対策にうってつけなのです。

 

もう一つのお薦めは、ナース専科です。

ナース専科は、「ほすぴぃ」をリリースした、エス・エム・エス社が2006年から始めているものですが、

60万人を超える看護師や看護学生が登録している

といわれていますがら、これは外せません。

%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%82%b9%e5%b0%82%e7%a7%91

ナース専科は、看護師専用掲示板、転職や就職レポートなど、看護師や看護学生の総合情報サイトですが、

看護師国家試験対策コンテンツも豊富です。

  1.  無料で使える
  2. 10年分の過去問を持ち歩ける

というのはアプリならではの利点です。

 

看護師国家試験まで残すところ2ヵ月となりました。

今年度の国家試験のポイントはお分かりいただけたと思います。

寒くなりましたが、風邪など引かないで頑張ってください。

あなたなら、絶対合格できます。

 


Sponsored Link

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ