准看護師試験の合格率｜平成29年度
看護師も准看護師も養成所を卒業しただけでは資格はもらえません。
- 看護師は看護師国家試験
- 准看護師は准看護師試験
に合格する必要があるのです。
准看護師になるには、
各都道府県が実施する准看護師試験に合格する必要があるのですが、
平成30年度の准看護師の試験概要は間もなく発表されます。
准看護師試験の合格率はどの位なのでしょう？
2018年の春に行われた、
平成29年度の准看護師試験の合格率を見てみましょう。
平成29年度の准看護師試験の合格率は98%
准看護師の資格は各都道府県から授与されますので、
各都道府県で実施される准看護師試験を受験して合格する必要があります。
准看護師試験は2月上旬から中旬にかけて行われますが、
各都道府県によって実施日が異なりますので注意が必要です。
准看護師試験の実施日
試験は全国を6ブロックに分けて実施されますが、
平成30年度の実施日は下記の日程でした。
- ブロック1（北海道、東北） ： 平成30年2月7日
- ブロック2（関東、甲信） ： 平成30年2月18日
- ブロック3（東海、北陸） ： 平成30年2月8日
- ブロック4（近畿、四国） ： 平成30年2月18日
- ブロック5（山陰、山陽、四国）： 平成30年2月9日
- ブロック6（九州、沖縄） ： 平成30年2月16日
基本的に准看護師試験はどの都道府県で受験することも可能で、
複数県で受験することもできます。
また、
東京都で受験したからといっても、東京都以外の全国各地で働くことができます。
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准看護師試験の試験範囲
試験は各都道府県で行われ、各都道府県によって試験内容は異なりますが、
試験範囲は各都道府県で同じで、
下記科目から150問が出題されます。
- 人体の仕組みと働き
- 食生活と栄養
- 薬物と看護
- 疾病の成り立ち
- 感染と予防
- 看護と倫理
- 患者の心理
- 保健医療福祉の仕組み
- 看護と法律
- 基礎看護
- 成人看護
- 老年看護
- 母子看護及び精神看護
准看護師試験の合格発表
合格発表は試験日のおよそ1ヵ月先です。
各都道府県によって若干異なりますが、
都道府県のホームページ上に午前9時に合格者の受験番号が掲載されます。
また、
個人情報保護条例の規定に基づいて、試験の科目別得点及び総合得点について口頭による開示請求を行うことができます。
平成29年度の准看護師試験の合格率
准看護師試験の合格率は各都道府県により異なりますが、
厚生労働省は各都道府県で実施された准看護師試験の合格状況をとりまとめて公表しています。
平成29年度准看護師試験の実施状況
| 区分 | |||||
| 養成所などの卒業者 | 資格認定者 | ||||
| 准看護師養成所 | 看護学校養成所 | ||||
| 高校・看護科 | 養成所 | ||||
| 受験者 | 17,746 | 831 | 9,239 | 7,137 | 539 |
| 合格者 | 17,302 | 795 | 9,061 | 7,051 | 395 |
| 合格率 | 97.5% | 97.9% | 98.8% | 73.3% | |
資格認定者とは、外国の看護師学校養成所などを卒業するか、外国で看護師免許を取得しているような人で、
厚生労働大臣あるいは都道府県知事がが日本の看護師学校養成所を卒業した者と同等以上の知識と技能を有すると認めた人です。
いかがですか？
資格認定者の合格率はやや低いのですが、
准看護師養成所と看護学校養成所で学んだ人の合格率は97.9%、98.9%と非常に高いのです。
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准看護師試験の合格書の交付
試験の合格者には各都道府県から合格証書を交付されます。
ただし、修業見込みあるいは卒業見込みで受験した人は、
3月末までに修業証明書あるいは卒業証明書を提出た後の合格証書が交付されます。
規定の期日までに卒業証明書を提出しなければ無効されてしまいますので要注意です。
准看護師免許の申請
合格書を手にしただけでは准看護師にはなれません。
准看護師試験に合格した後には准看護師免許の申請手続きを行ってください。
免許申請は、住民票による住所地の都道府県知事に申請してくださ。
申請後から免許証の発行までに数ヵ月かかることがありますので、忘れずに早めに行ってください。
